標準文字入力機能「POBox Plus」を使いやすく設定
Android搭載のスマートフォンでは、文字入力の状態になると画面下にソフトウェアキーボードが表示され、文字入力および日本語変換などが行える。Xperia Z5dもスムーズな文字入力が可能だが、これは「POBox Plus」と呼ばれる高性能な日本語入力システムが標準搭載されているおかげだ。
POBox Plusはカスタマイズ性が高いのが特徴となっており、設定次第でより自分が使いやすい状態にすることができる。設定の変更は、キーボード上の「ツール」キーからすぐに行えるようになっている。
例えば、数字や日本語の入力はガラケー式のテンキー入力で、アルファベット入力はPCキー入力でと、文字種ごとにキーボードを使い分けるよう設定できる。メールアドレスやパスワードなどでアルファベットと数字が混在した文字列を使うことが多いなら、PCキーの上部に常に数字段を表示する設定がおすすめだ。
電車内など、片手がふさがった状態で使うことが多いなら、片手の親指で無理なくタッチできる範囲にキーボードを表示する「片手キーボード」が使いやすい。またテンキー入力では、初期状態はフリックとトグルの両対応となっているが、どちらかに固定することもできる。見た目にもこだわりたい人のために、「キセカエ」機能が標準で用意されているのも嬉しい。
自分好みのキーボードに調整しよう
1・キーボード上部にあるツールボタン
キーボード上部にはツールボタンが表示。右端のオプションメニューボタンで、さらにメニューを表示できる。ツールボタンが表示されていない場合は、キーボードの「ツール」をタップする。
2・キーボード一覧設定を使う
「キーレイアウト」では、かな、英字、数字と、文字種ごとに「テンキー」か「PCキー」を選んで設定できる。また、縦画面と横画面で、別々の設定を施すことが可能。
3・PCキーボードに数字段を追加する
「キーレイアウト」の「PCキータイプ選択」をタップし、「数字段あり」にチェックを入れると、キーボード上段に常に数字キーが表示されるようになる。
4・片手キーボードを利用する
片手の親指が届く範囲にキーが寄って表示されるモード。空いたスペースの「<」や「>」をタップするれば、左手用、右手用に変更できる。
5・入力方式や表示の設定を行う
ツールボタンの右にあるオプションメニューボタンをタップ。続けて「設定」をタップすれば、入力方式や表示に関するさまざまな設定を利用できる。
6・キセカエで雰囲気を変える
オプションメニューボタンの「キセカエ」では、キーボードの外観を変更できる。Playストアからキセカエテーマをダウンロードできるので、お気に入りのデザインを見つけよう。
コメントを残す